ヨガの効果

ホットヨガの好転反応8選!辛い症状はいつまで続く?|下痢、蕁麻疹、肌荒れ、ニキビ

ホットヨガを初めて行う人や、久々に行う場合に好転反応が現れることがあります。せっかく健康になるために始めたのに、かえって不調になってしまった!となれば、やめてしまいたくなりますよね。

でもそれがいい方向へ向かっている証拠!となれば話は別。

ここではホットヨガの好転反応について知り、健康への第一歩を無駄にしないようにしてください。

ホットヨガの好転反応の症状8選

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1.下痢

下痢は、ホットヨガの好転反応の中で最も現れやすい症状です。

ヨガで行うねじりのポーズはダイレクトに内蔵に刺激を与えます。内蔵の働きが活性化して腸の動きがよくなり、宿弁や体内に蓄積していた老廃物の排泄が促されるため起こります。

2.眠気・だるさ

次に現れるのは緩慢反応です。知らず知らずのうちに蓄積した疲労が現れたため起こると考えられます。身体が質の良い睡眠をとりなさい、休息をとりなさいと訴えているのです。

3.肌のトラブル:蕁麻疹・皮膚のかゆみ・肌荒れ・ニキビ

毒素がリンパなどの体液に混じり、肌の細胞にも運ばれてしまい起こります。毛穴を通して排出しようとするため、肌に影響が出てしまいます。

4.頭痛

ヨガの深い呼吸は沢山の酸素を体内に取り込み、血流を促進します。

毒素が血液にも混じり、体中を巡り始めるために起こります。

5.肩凝り・腰痛・背中の痛み

利き手で荷物を持ったり、姿勢が悪いまま長時間座ったり、怪我をしている場合は自然と痛みをかばおうとしてバランスが偏ったり。生活していく上で身体の歪みは避けられません。歪みは、骨格だけではなく、周りについている筋肉、さらに放置しておけば、隣接している内蔵にも影響が出ます。

ヨガには骨盤のズレや傾きを改善してくれるポーズがたくさんあります。歪みが調整されて、本来の位置へ戻ろうと働きかける結果、筋肉や骨格に痛みが生じるのです。

7.生理が重くなる

健康になろうと目覚めた身体にとって、生理は毒素が沢山混じった血液を一気に排泄するチャンス。汚れた血液がお腹へ集まることで、腹痛がひどくなったり、黒っぽい血が出て、量も増えたりします。

つらいかも知れませんが、生理後はいつも以上に体が軽く、不調がよくなっているかもしれません。

8.心の不調:イライラ・不安

ヨガは今の自分を観察することから始めます。体を動かしながら、どこが不調なのか、今どんな気持ちなのか、心と体とに向き合います。

この作業により、普段の生活の中で、怒りや辛さを無意識に抑えこんで、少しずつ蓄積していった負の感情がよみがえるのです。自分の中にしまい込んでいた記憶が表面に表れる反応です。

なぜ起こる?ホットヨガで好転反応が起こる理由をわかりやすく解説!

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薬の服用や、添加物の含まれた食品の摂取、石けんやシャンプーを使う事で皮膚から化学物質を取り込むなどして蓄積していったものが毒素です。ストレスや疲労などもそうで、現代生活では避けらず、毒素の全く無い人はいないでしょう。

ホットヨガはデトックス作用が高く、このような身体の老廃物を外に出す働きをします。好転反応はデトックス作用によって起こる症状です。

年末の大掃除、1年間たまった汚れを拭くとバケツの水が一時的に真っ黒になるのと同じです。吹き出物や眠気、倦怠感が出るということは、たまった毒素がどんどん出て体内を濁らせているのです。

バケツの水は何度か入れ替ていくうちに汚れはなくなっていき、その後も 日常的にこまめに掃除をすることで、ピカピカな状態を保つ事ができます。ホットヨガを継続して行えば、好転反応は治まり、ピカピカな身体をキープできますね!

ホットヨガの好転反応はいつまで続く?

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辛い好転反応はいつまで続くのか?というと、体質やホットヨガの頻度によって異なりますが、1週間から長くても半年ほどと言われています。

特に日常的に薬を飲んでいる、添加物の多い食事、運動不足の人は症状が重く、期間も長いかも知れません。ホットヨガに慣れてくると治まっていくはずですので、つらいからっといってやめてしまったり、薬に頼ったりしてしまうのは逆効果。ヨガの効果が出ている証拠!と思ってぜひ乗り越えて欲しいです。

好転反応を早く終わらせるためのコツ6選

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1.ヨガを継続する

つらくなるなからやめよう…となるのはもったいないです。デトックス効果が高いと実感したばかりのはずですので、ぜひ継続しましょう。

なかでもねじりのポーズは、内蔵を直接刺激したり、骨格のズレを調整したりと毒素の排泄を促す効果が高いです。“骨盤調整ヨガ”や“ストレッチヨガ”(レベルは易しいもの) なんて名前のレッスンがあれば受けてみましょう。呼吸を意識しながらゆったりと行いますので、好転反応が出てしまうつらい初期の段階に、ちょうどいいレッスンです。

決められた時間のレッスンがきついようなら、ポーズを覚えて自宅で行うことを続けてみるのもよいかも知れません。

2.適度な運動

筋肉を動かし、血行促進を促すことで、毒素が排出するのを助けてくれます。

日常の中で 運動を心がけるだけでもOKです。なるべく徒歩や階段を使う、TVを見ながらストレッチをする、掃除やはみがき中にエクササイズを加えてみるなど普段の生活にちょこっとプラスできることから始めると続けやすいです。

3.水分をたくさんを採る

身体をめぐっている水は、毒素や老廃物を流して一緒に排泄してくれます。血液やリンパに浮遊している老廃物を水でザーと洗い流すイメージです。運動をする際はより意識してたくさん飲みましょう。

4.休む

ヨガは心と体の声を聞いて、不調なところがどこなのか、今の状態を知ることから始めます。

好転反応は「本当は疲れがたまっているよ」「毒素がいっぱいだよ」という潜在していた心身からのメッセージですので、症状があまりにも重 く、つら過ぎる場合は休憩しましょう。眠気が出たら睡眠をとる、倦怠感が出たら頑張り過ぎるのをやめてリラックスしたり、気分転換をするなど、できるだけその声に耳を傾けることが大切です。「休むこと」もヨガの動作の一つなのです。

5.バランスの良い食事

偏った栄養、添加物の多い食事を摂っている方は、食事を見直しましょう。毒素を溜めない生活にシフトすれば好転反応を早く終わらせることができるはずです。

魚・肉類・大豆などのタンパク質や野菜・きのこ・海草などをバランスよく摂ってください。下痢の症状が出た際は、一時的に消化の良い食べ物にすると良いでしょう。

6.お風呂にゆっくり入る

湯船で体を温めれば、血行促進はもちろん、汗をかくことで毒素を排泄する 効果が期待できます。体の負担が少ない半身浴ですと、長時間入ることができ、汗の量を増やすことができますのでおすすめです。必ず水分補給をしっかり行ってください。

好転反応が起こらない人もいるから好転反応がなくても問題なし!

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普段から、運動をしている人や食事に気をつかっている人は、好転反応はほとんど出ないでしょう。毒素を溜めない、溜めても浄化する健康な身体づくりができている証拠です。

ホットヨガを継続して、冷え性、肩凝りの解消や代謝アップ、美肌づくりなど本来の効果を期待してより健康な体づくりを目指して下さい。

まとめ

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好転反応は体の不調だけではなく、心にも症状が出ます。普段の生活で毒素を溜め込んでいる人ほどその症状が重かったり期間 が長くなったりします。つらいからとホットヨガをやめるのはもったいないです。それよりも、毒素を溜め込む生活をするのはやめましょう!

好転反応は、体がきれいになるための一時的な症状であり、毒素を外に出そう!健康になろう!と良い方向へ働きかけている証拠。

ヨガの効果がしっかりと出ているんだ、とポジティブにとらえれば乗り越えられます。

しかし、あまりにも不調な場合は無理をせず、今の自分に合うレッスンを選んだり、自宅でのストレッチやリラックスすることに切り替えてください。

好転反応を避けるのではなく、今の状態を受け止め、なるべく早く終わらせることが健康へのカギです。

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